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「一兆ドルコーチ」を読んだ

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本は、途中まで読んでそのまま内容を忘却することが多いので、積まれているものをまずは消化して、今年はたくさん本を読む。

「一兆ドルコーチ」は、休み中にまず読んだ本。(去年買って積まれていた)

2016年に亡くなったBill Campbellの振る舞いや、そこからの学びについて書いてある。 Billに関わった方々に対してのインタビュー内容をもとにまとめてある。 マネジメントを業務の一つとして行っていることと、昨年SNSでこの本について紹介している投稿をよく見かけていたこともあり気になっていた本。

ハイライトをいくつか振り返って、最後に自分なりにふんわりまとめる。

共感、そうだよなぁ〜、と思ったハイライト

  • "人がすべて あらゆるマネジャーの最優先課題は、部下のしあわせと成功"
  • "誠意と献身を保つのは、勝っているときは簡単でも、負けているときはずっとむずかしい"
  • "リーダーが先陣に立たなくてどうする。迷っている暇はない、本気でやるんだ。失敗するのはいいが、中途半端はダメだ。君が本気で取り組まなかったら、誰が本気を出すというのか。"

(゚д゚)ハッとさせられたハイライト

  • "リーダーシップとは会社やチームという、自分より大きなものに献身すること"
  • "リーダーにふさわしいのは好奇心旺盛で、新しいことを学ぶ意欲にあふれた人物だ。利口ぶった傲慢な野郎は願い下げ"
  • "すぐれたコーチは言いにくいことを胸にしまいこんだりしない——むしろズバリと切り込む。痛いところを突いてくるのだ"
  • "「すべきこと」を指図するな 物語を語り、自力で最適解にたどりつけるように"
  • "自分のために働いてくれた人や、自分が何らかのかたちで助けた人のうち、すぐれたリーダーになった人は何人いるだろうと考える。それが自分の成功を測るものさし
  • 勝利をめざせ。 だが献身、チームワーク、 誠実さをもって、つねに正しく勝利"
  • "マネジャーの仕事は、すべての意見を吸い上げ、 すべての見解を検討するための意思決定プロセスを実行し、 必要な場合にはみずから議論に決着をつけ、決定を下すこと"

まとめ

寄り添う/奉仕する優しさと、相手を思った叱咤激励の優しさ深く行使していくことと、目を凝らして仲間がどちらかの優しさを必要としていないか?というのを気にかけてあげるということ。あとは決めるときにきちんと決めること。ビルのマネをせず、これらを自分なりに練習すること。

本が伝えたいこととは関係ないかもしれないですが、ハグだったりアメリカンなやりとりだったり、アメリカン文化や人柄の良さみたいなものも現れていて、個人的にはそこも好きだった。

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