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Google I/O 2018で質問したこと・I/O 2018の振り返り

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Google I/O 2018の発表内容についてはこのブログでは紹介していないので、発表内容について気になる方は他ブログ・Qiita記事だったり各地で開催されている報告会の資料などをぜひ参考にしてください。

本記事では、Google I/O 2018にて質問したこと(したかったこと)と回答、会場でGoogleの方と交流できる場所について共有をして、I/O期間中を振り返ってもっとこうすればよかったな、ということを振り返ります。

Google I/O 2018にて質問したこと(したかったこと)

現地に行く前に事前に社内のエンジニアの方々に何か質問しておくことはないか等聞いたり、誰でも編集可能なスプレッドシードをツイートを通して共有しておき社外の人からも質問を募ったりしました。 その結果なのか、10+の質問をもらうことができ、いくつかのものに関して回答を得ることができました。

docs.google.com

冒頭にも書きましたが、全部の質問はすることができませんでした。(残念に思ってしまった方、すみません。)

質問と回答

現地では回答を得れたものから適時Q. A.という形でツイートしていました。下記はその一覧です

(上記はKTXの発表前に質問しました)

こうやってみると思ったより質問できたこと少ないことに気づきますね...

個人的にはRealtime DBの不安定感に対する質問を投げかけた際の、社員さんの申し訳なさそうな顔が印象に残っていて、「がんばってください!」という応援の気持ちです。

I/OでGoogleの方と交流できる場所

Google I/Oではキーノートやセッションの他に、サンドボックスやオフィスアワーといったGoogleの方と交流するためのスペースが設けられています。

サンドボックス

サンドボックスには、Googleの製品や製品を用いた作品のデモ、実演などの他に、キーノート、セッションなどで発表された開発ツールなどの使い方の実演などを行なう専用スペースです。

Android & Pay、AR/VR、Web & Payments、Cloud, Firebase & Flutter、Android Things & Nestといった各セクションごとにドーム型のスペースが設営されており誰でも自由に出入りすることができます。中にはデモやツールの説明を行なうGoogleの方がいて、気軽に話しかけたりすることができます。

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オフィスアワーとアプリレビュー

オフィスアワーでは、Googleの方に個別で質問をすることができます。オフィスアワー専用のスペースには、一定の時間ごとに各分野のGoogleの専門家の方がいて、その所定の時間に出向くことで、自分の興味のある分野のGoogleの専門家の方に質問することができます。

アプリレビューでは、自分のアプリをレビューしてもらい、具体的なアドバイスだったり改善点などを教えてもらうことができます。

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個人的にオススメの交流・質問場所

アプリレビューをお願いしたい場合には事前に予約をして所定の時間に所定の場所に出向く必要があるため、まずは予約をしておくことが大切のようです。(最終日に現地でアプリレビューを行きたかったが予約で埋まっていてできませんでした)

質問や交流をする場合には、個人的にはサンドボックスがオススメだと思います。オフィスアワーでももちろんできますが、オフィスアワーは本当に「質問をするためのスペース」なので、たくさんの参加者の方がいてGoogleの方に質問をしています。サンドボックスの場合は、デモや作品などの展示があるので、そういった物を介して交流することができるので話しかけやすいと感じました。もちろんサンドボックス内の展示の周りにもGoogleの方はいるので、質問したいけどGoogleの方がいない、ということはありませんでした。

振り返ってみて次はこうしたいと思うこと

期間中を振り返ってみて、もっとこうしておけばよかったということについて振り返ります。これは質問とか交流とかはあまり関係なく、次また当選したりするなどでI/Oに行く機会があれば、こうしたいなーフワフワと思っていることです

  • 初日のキーノート・ディベロッパーキーノートが終わったらcodelabに入り浸る

初日のキーノート・ディベロッパーキーノートが終わってすぐは、わりとcodelabが空いています。codelabスペースでは、用意されているPCや持参しているPC・ラップトップを用いてI/Oで発表された内容等を含めたcodelabを行なうことができます。今回codelabに参加して気付いたことは、codelabの説明内容がセッションの発表内容そのものとかなり重なっているということです。初日1つ2つのcodelabを終えてcodelabと同じトピックのセッションを聴講したところ、内容がかなり頭に入ってきやすかった印象です。codelabで内容を一通りコード上で触り終えているのでセッションは復習のような形として捉えるようなことができました。もちろんリアルタイムで聴講していない分、ホテルに戻ってセッション動画等を見直す必要はありますが、いきなり新しい内容の発表をセッションで学ぶよりは一度codelabを挟んでおいたほうが理解し易そうです。

  • もっと他国からの参加者と友達になる

言わずもがな。今回スウェーデン出身で同じホテルに宿泊していたステファンさんに声をかけてもらい、会場に一緒に向かう道中でお話したりして楽しかったので、次回はもっとこういう人を増やせたらなと欲張りになっています。

  • 日焼け止めをちゃんと塗る

うん、ちゃんと塗ろう(๑•̀ㅂ•́)و✧首元、耳とかの日焼けがあってヒリヒリした

  • 目薬を持参する

ところどころ目が(δ´ω`)カユかったので、持参したほうがよさそう

まとめ

今年のGoogle I/Oでは、出発前からできるだけ色々な方から質問をもらっておいて、頑張って質問して回答を得ようと考えていました。理由は明白で、質問や交流をするという行為に対する心理的ハードルを下げることができるからです。質問や交流をするのは何かと勇気が必要で、嫌な顔されないかな、とか変な質問じゃないかな、とか色んな理由をつけて避けたくなる傾向が自分はあるのですが、質問して欲しい内容をもらったからには、できるだけ質問しなきゃ、と自分を奮い立たせることができます。英語の練習になるのはもちろん、当たり前だけど自分が知らないことを知るきっかけにもなります。キーノートやセッションでは発表されないような内容のことであっても、とりあえず投げかけてみて、現状のステータスだったり、今後はこうするかも、といった方針だったりを教えてもらえることもあります。(もちろん教えてもらえないこともあります。)Win-Win-Winくらいのメリットがありそうだと思えると、できるだけたくさん質問しようという気になりました。

他の方にも、質問を受け付けて回答を持って帰っていらっしゃる方がいました。キーノートやセッションの内容は毎年モリモリでキャッチアップも大変ですが、公式の大きい発表以外にも、どんどん方針だったりグレーゾーンのようなところの情報を集め今後の流れを少しでも察知して、大きなアップデートに備えていきたいです。

最後に、一般参加枠で現地に行かせてくれた弊社に感謝して締めます。ありがとうございました。 🙏